NPO法人神戸西助け合いネットワークでは、廃棄される天ぷら油を回収、バイオディーゼルフューエル(BDF)化事業を推進しています。
神戸西助け合いネットワークでは廃棄される一般家庭や各店舗から排出される天ぷら油等の廃食用油を回収、BDF化し、トラックや農機具の燃料としてリサイクルしています。焼却されるしかなかったごみを有効活用しますので、二酸化炭素の排出を抑制することができます。 子どもたちの未来のために、地球環境を守るためにみなさまのご協力をお願いいたします。
※回収できる油は家庭やお店で使用された植物性油のみ(菜種油、ひまわり油、オリーブ油、大豆油、紅花油、ごま油等)です。動植物性油(ラード)や鉱物性油(灯油、エンジン油)は回収できませんのでご注意ください。
回収方法:天かすなどの異物をこして取り除き、ペットボトルなどの密閉できる容器に入れて回収BOXまでご持参ください。
家庭系廃食用油(天ぷら油)の多くは新聞紙に吸い込ませたり、凝固剤で固めたりして、可燃ごみとして収集・焼却しているのが一般的ですが、廃食用油(天ぷら油)は回収してリサイクルすることが可能です。 回収された廃食用油は軽油代替燃料バイオ燃料(BDF)等として、再利用することができる貴重な資源でもあります。BDFは、バイオディーゼルフューエルの略で、生物由来油から作られるディーゼルエンジン用燃料の総称であり、バイオマスエネルギーの一つです。BDFは排気ガス中にSOx(硫黄酸化物)が発生せず、CO2や黒煙の発生も軽油より少ないことに加え、植物起源の原料(バイオマス)であることからカーボンニュートラルとみなせ、地球温暖化対策として近年注目を集めるものとなっています。
このように、回収して再利用することにより、廃食用油は「環境保全」と「資源創出」の2つの効果が得られるのです。
神戸西助け合いネットワークでは令和3年度に3,640リットルの廃食用油を回収しバイオディーゼルフューエルを製造しました。
限りある資源の有効活用にご協力をお願いします。
※回収BOXは、下記地点に設置されています。
①名谷7団地 ②アルテピアⅡ番街 ③アルテピアⅢ番街